Milk teA KiiS


「沙羅ちゃん?」

あたしが
辿りついたとき
調度良く
荷物を抱えた隼人が
レストランから
出てきた

タイミングが良いって
言うのかな

まだ心構えすら
出来てないのに

驚いた表情をした
隼人は一瞬荷物を
落としそぅに
なってるし

全く
しっかりしなさいよ

『来てあげた』

「..久しぶりだね」

『そぅだね』

少しだけ
髪が短くなってた

今日のために
切ったのかな

不覚にも少し
格好良いと思った
そんな気持ちは
無視しよう

これ以上
隼人への想いが
強くなっちゃいけない

『荷物多いね』

「これでも
少ない方だなんだよ」

持っていた
ダンボールを車に
詰めた隼人は
あたしを見て笑った

気まずくない空気

それを作ってくれる
隼人はやっぱり
優しいんだ

「透悟たちも
中にいるよ」

『もぅ来てるんだ』

「さっき来たんだ」

隼人と一緒に
レストランに入れば
透悟と舞奈海がいた

舞奈海があたしに
少し悲しい視線を
向けたことには
触れない

なにも言わないで

あたしは今日
この金髪バカ男と
さよならするんだから