Milk teA KiiS


『あんまり透悟
責めないであげなよ』

苦笑しながら
カップに口を付けた
あたしに
舞奈海は溜息を零し
紅茶をおいて
あたしを見た

「で?」

『へ?』

「沙羅は
どぅするの?」

『どぅって?』

「ついてく...
わけじゃないでしょ?
遠恋?」

舞奈海の言いたい
ことが分かった
あたしは再び苦笑を
零した

隼人に告白された
それは事実

でもあたしは
その気持ちにまだ
答えていない

だから遠恋なんか
出来やしないし
ましてや
ついてくなんか
不可能

『遠恋もしないし、
ついてもいかない』

舞奈海は
あたしの答えに
目を丸くする

「...どぉゆぅこと?」

『告白されたよ、
でもあたしの返事は
聞きたくないって
突っぱねられたから』

「...つまり
隼人は
自分の気持ちだけ
沙羅に押し付けた
ってこと?」

『...まぁ...
間違ってないかな』

「はぁ~?」

素っ頓狂な声を
上げながら
目を丸くする舞奈海に
少し笑えた

自分の話なのに
何故か客観的なのは
自分のことだと
感じてないから
かもしれない

こんなんだから
冷めてる
なんて言われるん
だろうけど