Milk teA KiiS


翌日のお昼過ぎ

何故かちょっと
大きめの荷物を持って
家に来た舞奈海は
あたしの部屋の
ベッドでくつろいでいる

あたしはキッチンで
紅茶を煎れて
持ってく途中

妹は彼氏んちだし
お母さんもいない

あたしの部屋の扉を
開けると
どこから出したのか
雑誌を広げてる
舞奈海がいた

『はい、紅茶』

「ありがと~」

テーブルにカップを
置いて向かいに
座るあたし

やることもないから
タバコを取り出して
火をつけた

暖房の良く効いた部屋は
時折僅かに開けた
窓から入る冷たい風が
涼しく感じられる

『で?』

「ん?」

『その荷物何?』

灰を落としながら
舞奈海にそぅ聞けば
なんとも呑気な声で

「あ~コレ?
お泊りセット」

と返ってきた

内心予想はしてたから
特に驚いたり
しないけど...

事前に言うとか
無いのかな

『普通言わない?』

「ダメだった?」

『いや、良いけど』

「だと思った」

笑う舞奈海は
すっぴんのせいか
幼く感じられる

ま、あたしも今は
化粧してないから
人のこと
言えないんだけど