Milk teA KiiS


あれから結局

あたしの想いは
整理もつかないまま
年が明けた

時間なんて本当に
あっという間で

何を考えてても
同じように
憎らしいほど正確に
時は刻まれていく

本当に色々考えた

あたしの気持ちも
隼人の気持ちも

でも結局辿り着くのは
あたしが隼人を
いつの間にかすごく
好きになっていた

っていう事実だけ

行って欲しくないのも
本音なら
応援したいのも本音で

どっちを選んでも
後悔する

だからって
今更あたしが告白したら
迷惑になるし

そんなことばかり
考えて
分からなくなって

いつの間にか
年が明けていた

1月1日

本当は舞奈美に
初詣でに誘われて
いた今日

きっと透悟や隼人も
一緒に来る

だから―

断ってしまった

隼人に合わせる顔が無い

今会ったらきっと
抑えきれない自分の
気持ちが溢れ出て

下手したら
泣いてしまうから

そんな格好悪いこと
あたしが出来る
わけがない

舞奈美に電話したら
なんとなくいつもと
雰囲気の違うあたしを
察してくれたのか

それとも既に
事情を聞いているのか

どっちにしろ
心良く許してくれた

その変わり

明日家に来るらしい

良い機会かもしれない

舞奈美は舞奈美なりに
気を使ってくれてる
のは分かっている

たまには

その優しさに
甘えても良いかな..?