Milk teA KiiS


あたしの
質問には
答えてくれ
ないまま
時間だけ流れる

5分だったかも
しれないし

20分だったかも
しれないし

今何時なのかも
分からない

携帯は持ってるけど
なんとなく
見たくなくて

現実に
戻りたくない
っていう
変な考えがどっかに
あった

空には
さっきより
綺麗に強く輝く
星がいっぱいで

静かに雪が
降り続けている

両手で持ってる
ミルクティーは
中身が半分ほど減って

完全に冷たくなって
しまった

指がかじかんで
少し痛い

いつまでも
こぅしてる
わけにもいかない

話をしよう

そぅ思い立って
隼人の方に
顔だけ向ける

相変わらず
その横顔は
少し寂しそぅで

なんて言えば良いか
言葉を探してる
ときだった