Milk teA KiiS


「メインディッシは
こちらです」

再び姿を消して
戻ってきた隼人の
手にあるお皿

中を覗けば
色とりどりの野菜が
添えられ
匂いだけでも美味しい
と分かるお肉が
のっていた

ナイフを入れれば
本当に肉なのか
というほど柔らかい
それは

口内で溶けるよぅに
無くなっていく

添えられたソースは
主張し過ぎず

それでいて
本来の肉の味を
際立たせていて

とにかく絶品だ

こんな料理
一生で後何回
食べられるか
わからない

それほど
美味しい