『舞奈海!
起きなよ』
タンクの上から
降りてみたら
今だ影になってる
場所で
さっきと変わらず
気持ち良さそぅに
眠る舞奈海がいた
その舞奈海の体を
揺らしながら
呼びかけるのは
これで3回目
そぉなんだよ
舞奈海は本当に
起きない子なの
あ~ただでさえ
LHR始まって
15分も経ってるのに
このままサボったら
本当に今日
登校した意味が
無くなってしまう
5回目に
呼びかけたとき
「ん~」
と舞奈海が
小さく唸ったから
これはイケると
更に大きく
揺らしながら
『舞奈海!』
と呼びかけた
「ん~紗罹~」
やっと開いた瞳は
まだ眠気から
抜けていない
『LHR
始まってる!』
別に遅刻がとか
正直どぅでも
良いんだけどさ
な~んか
嫌な予感がしてて
あたしこぅゆぅ
勘だけはちょっと
当たるんだよ
だから今
必死に舞奈海を
起こしてるんだけど
欠伸をした舞奈海は
「暑い」
と言いながら
屋上から出て行く
その後ろ姿を見ながら
あたしと隼人は
苦笑するしかない
全く自由奔放な子だ

