『透牾は?』
「さぁ?式出てん
じゃない?」
そぅ言いながら
その場に寝っ転ぶ
隼人
「紗罹ちゃん」
『なに』
立ったまま
タバコを吸ってる
あたし
「パンツ見えてる」
その言葉で
下を見れば
笑ってる隼人がいた
なんかさ
小学生レベルだよ
それ
『あそ』
それだけ言うと
あたしは給水タンク
の上に登りはじめた
タバコ片手だから
梯子が登りにくい
なんとなく
学校で1番高い
この場所に
登りたくなった
「そこ俺の
指定席なんですけど-」
そぅ言いながら
あたしの後を追って
登ってきた隼人は
タバコに火
をつける
舞奈海は静かだから
多分もぅ寝た
その場に座り込んで
タバコを消して
伸びをしてから
寝そべってみる
見えるのは
青い青い空のみ
聞こえるのは
蝉の声
気温はまぁ7月
よりいくらかまし
まだかなり
暑いけど
よく舞奈海
こんなとこで
寝れるな~
なんて思いながら
空を見上げていた

