「あっ! もらいます!!」 私は先生の手からスポーツドリンクを奪った。 そうして、一気に飲み干した。 「やるね?」 「やります!!」 そうして、先生と私は笑いあった。 ―私が追いかけたのは正解だったよね? 諦めないって良いことだよね? じゃぁ、私あきらめなくても良い? いつか、私をまたうるおしてくれる? 私、いつまでも追いかけるから。 アナタを・・・。