その日、京の都では、べたべたした雪が積もっていました。


ユキムラさん家のリッカお母さんは、雪ダルマを作ろうとお外に出ます。


最初に同じ大きさをした2個の雪玉を作ってみました。


ソフトボールで使うボールと同じ位の大きさです。


それを重ねます。


お目々はヌイグルミに使われる黒いビーズです。


お鼻は桜の小枝で、帽子はミニチュアの黒いバケツを使いました。


蝶ネクタイはブリーツがいっぱい入った赤い紙のリボンです。


手も足もないけれど、ミニチュアのほうきを2個付けてみました。


完成です。


リッカお母さんは完成した雪ダルマを見て、にっこりと微笑みました。
「出来た」