サイテー男とサイテー女

私は彼女と仲良しだった

それと同時にライバルだった


私もホントは友達と同じ高校へ行きたかった

友達はもっと上の高校を目指していた


お互い目標をもって頑張ってた



だけど、私の成績はそこまで伸びなくて



最後の最後、受験校をかえた

それが私の母校となった
前から気になってた学校だったし、入った後も充実した毎日で私は後悔していない




でも


友達は…


結局
友達は私の目標の学校に進学した


東京にいるなら誰もが知ってる進学校

その上、学校には活気があって部活も行事も盛ん


誰もが一度はあこがれる
そんな学校

私もその一人だ



友達はそんな学校の中でもクラス一位二位を争う成績だったらしい


高校に入ってから二人で話すときは
友達は学校の忙しさ

そして…
うまくいってないことを
話してた…