この日その後も二人で話し続けた


学校・部活・進路・恋愛
たわいのない話し



その中で彼はしきりに恋の話しを聞いてきた




好きなやついないの?


もっと自信もてよ


自分からアタックしろよ


こんな言葉の繰り返し


私は

君のことが好きみたい

の言葉がのどからでかかっていた


でも、言えなかった



私は
コンプレックスの塊だった


顔も体型も成績も悪かった

小説の主人公だと、そんな冴えない子でも
性格がよくてハッピーエンド!


ってよくある話し




でも、私は違う



それにすこぶる性格が悪い

サイテー女だったんだ