俺のココ、あいてるけど。

 
迫力をそのままに、綾ちゃんはまたあの星が飛ぶようなウィンクまでして言う。

あたしとモッサ君は・・・・う〜ん、またまた目配せをして苦笑い。


「本当にいいの・・・・?」


モッサ君に傘を任せてあたしの横に並んだ綾ちゃんに聞く。

悪い組合せではないし選択の余地もそれほどないけれど、いまいちしっくりこない。


「もちろんですよ!」


でも綾ちゃんは満面の笑み。

そして、声のトーンをぐっと抑えて、あたしにだけ聞こえるように耳打ちをする。


「モッサ君は綾が見張ります♪」


・・・・えっ? ど、どういう意味?


「それって、どういう・・・・」

「んもぅ。未来さんって“超”がつく鈍感ですね。でも、悔しいから教えてあげな〜い♪」

「・・・・??」


頭にたくさん“?”を浮かべるあたしを尻目に、綾ちゃんはぷいっとそっぽを向く。

あたしって超鈍感? モッサ君?

綾ちゃんは何を分かっているの?

教えてよ・・・・。


だけど───・・。


「きっと分かる日が来ます♪」