ライブハウスに歓声が
響きわたる。
「今日は、ありがとう~!また次もよろしくね~っ!」
…
……
………
「いや~今日も楽しかったねえ~またライブやろうよ!」
「そんな簡単にできるわけないでしょ?馬鹿。」
「馬鹿は美亜姉でしょ?笑」
「はいはいはい喧嘩は終了。もう今日は解散で!」
「えー!?打ち上げは~??」
「今から恭とデートなのってことでバイバーイ」
「あ、夢。ここの鍵返却よろしくな。麗じゃ心配だから。」
そう言うと恭と美亜姉は出掛けて行ってしまった。
「じゃ、俺も帰るは。」
「え、聖も??打ち上げ、しようよ?」
「俺バイトだもん。じゃあそうゆうことで」
聖はすたすた帰ってしまった。
みんなそっけなく帰っていってしまった。
ケータイをいじりながら暇つぶしをしていると
やっと麗が戻ってきた。
「あれ?みんなは?」
「恭と美亜姉はデートだってえ~聖はバイトが
あるって帰ってったよ。」
そう告げると麗は無言で帰る準備をし始めた。
