やっぱり、どこの学校の校長も、話し始めると、止まらなくなるんだよね。 私は、そんな校長の目を盗んで、そっと後ろを振り返った。 通路を挟んで、右斜め後ろにいる人。 それが、私の彼だ。 羽島裕輔(ハシマユウスケ)。私と同じ、中学三年生。 今日、裕輔も卒業を迎える。