恋々。

え……?
『ひぃっ!!ごめんなさい〜〜!』

すると、さっきまであった違和感が無くなり、男の人の悲鳴が上がった―……

朱鳥が声のする方を見ると、朱鳥に痴漢をしてたであろうと思われる中年の男の人と、助けてくれた朱鳥と同じぐらいの年齢の男の人がいた。