ある時琴愛は叔母から聞いてしまった。

琴愛は双子だった。

だがどちらかが生まれるとどちらかが死んでしまう。

そのような病気のようなものだったらしい。

そのため琴愛はうまれもう一人は生まれずに、おなかの中で息を引き取ってしまった。

琴愛はその話を聞いた時に決意した。

生まれてこれなかった兄弟の分もきちんと生きよう。

悔いのないように生きようと。