代わりに… 『疾風~…何であたしに電話してくれないの~…?』 泣きそうな姫乃の声がした。 もう酔ってんのかよ… 面倒くせ… 「杏里に用事があったんだよ」 『あたしにも電話してよ~!』 …酔った親の相手は疲れる。 昔は飲んだらすぐ寝てたらしいけど、奏斗の仕事の付き合いとかで飲むことも増えたせいか、今は変わってしまった。 「土産買って来いよ。じゃあな」 と言って切った。