「疾風、あんたまた授業サボったの?」 教室に戻ると綾葉が来た。 楠木綾葉。 奏斗と姫乃の親友の琉也と杏里の娘。 小さい頃から一緒にいるから…幼なじみってことになるのか…? 割と可愛いくせに、少し口うるさいのが傷。 「綾葉には関係ねぇし」 「まぁ、そうだけど」 「で、何か用?」 俺が言うと、