──────… 「大丈夫か?」 夕方、一日中寝ていたらしい綾葉は、朝よりも熱が下がっていた。 「頭痛い…」 「薬持ってくるから飲めよ」 そう言って立ち上がった。 その時、綾葉が俺の服の裾を掴んで 「行かないで…」 と呟いた。