これからもずっと 私はこの思い出を増やしていくつもり。 「沙羅っ聞いてるか??」 「ごっめん・・・シカトしてた」 私が笑って言うと 彼が少しふくれっ面になる。 「ごめんね??」 私が優しく 彼の顔を覗き込む。 「っっ」 ビックリしたように 私に背を向ける。 私はそれが面白くて 思わず笑ってしまう。 そして 彼の名を呼ぶんだ。 毎日・・・ いや、 これからもずっと。