「俺さ・・・」

「あっっ!!」

私が思わず大きな声をあげると

隼人がビックリして目を大きくする。

「なんだよ・・・」

「ごめん、今日大事なドラマの日だよっ!!」

私が言うと

「ぷっ沙羅・・・
空気よめって」

「え??」

私がきょとんとしていると

「ごめん、今日はドラマより
俺が優先なっ??」

そう言った隼人の顔には

少しだけ笑みがこぼれていた。