2人の王子と天然の姫




「隼人っ・・・・」


小さな声で呼ぶ。

でもそれは

決して隼人には伝わらない。


部屋にはただ

私の泣く声だけが

ひたすら響くだけ・・・



「隼人ぉ・・・」