目が覚める。 辺りを見渡すと まるでホテルのような 綺麗な部屋。 思わず今までの事が全て 夢だったような気がした。 だが 「お、起きたのか」 「・・・??」 この声の主は・・・ 「隼人・・・」 「飯作ったんだけどさ、食うか??」 隼人が・・・ご飯を作った・・・ 私はまだ意識が完全に戻らないまま それを聞いていた。 そして 意識が現実に戻る。 「う、嘘っ!! あの不器用隼人が・・・」 私はあたふたしながら言った。