どれくらい歩いただろう。 気がついたのは 知らないうちに 人が周りにいなくなっていること。 教科書をとっても大丈夫だと思うが 景君は無言で歩き続ける。 そしてもう1つ気がついたこと。 先に行くにつれて 家が大きくなっていること。 私は思わず口を開けてしまう。