「ごめんなさい…迷惑かけて。」
私は暗い雰囲気に
耐えられなくて
頭を下げて謝った。


「怖かったよな…大丈夫?」
ポンポンと私の
頭を撫でる雄也先輩。
春は微妙な顔してる。

「今日わひとまず帰ろう」
冬馬先輩の一声で
私達は遊園地を出た。


沈黙のまま駅に到着
してしまった。


「じゃあ…私はここで」
「愛咲!ちょっといい?」
「うん」


公園に着くと2人で
ベンチに座った。