ーーーープルルルル♪ーーーー
その時携帯が鳴った。

「もしもし?」
「愛咲ー?これから雄ちゃんの家に来れる?」
「いいけど」
「じゃあ、待ってるね★」
プーッ、プー…

私はすぐに雄也先輩の
家に向かった。
ここからは10分位で着く。

ピーンポーン…
雄也先輩が出てきた。
「あ、ごめんね。急に」
「大丈夫、何かあったの?」

「今さ春自分の家になんか取りに行ったんだよ。あがってちょっと待ってて」
雄也先輩の部屋に
入って私はふと思った。

…ん?てことは
私と雄也先輩2人きり?
これまで必ず春がいて
時々冬馬先輩もいて
誰かしら居たけど…

2人きりって改めて
気まずい!
特に話すことないし?

とりあえず中に
入ることにした。