じゃああとはキングにでもお願いしようかな?
なんて無責任な言葉を残して、無責任な教授は部屋をでて行った。
キングロスはゆっくりと立ち上がり
《さ、て、とユサ、このゼミのメンバーはこれだけだよ。
ほとんど知ってると思うけどね》
とクスッと笑った
確かにそうだった、由沙は珍しい東国の留学生であり、さらに四六時中キングロスが纏わり付いていたため善くも悪くも他の学生からの視線が常に投げかけられていた。
由沙はこのゼミに居る人間は、自分に好意を持つ人間しかいないことに由沙は心底安心した。
いや、安心をしてしまった。
これが奴の計画とは気がつかずに………
なんて無責任な言葉を残して、無責任な教授は部屋をでて行った。
キングロスはゆっくりと立ち上がり
《さ、て、とユサ、このゼミのメンバーはこれだけだよ。
ほとんど知ってると思うけどね》
とクスッと笑った
確かにそうだった、由沙は珍しい東国の留学生であり、さらに四六時中キングロスが纏わり付いていたため善くも悪くも他の学生からの視線が常に投げかけられていた。
由沙はこのゼミに居る人間は、自分に好意を持つ人間しかいないことに由沙は心底安心した。
いや、安心をしてしまった。
これが奴の計画とは気がつかずに………

