唇を離して彩花を見つめた


少し早い息づかい
ほんのり赤い頬


「俺の消毒…どうだった?」


「海斗…」


彩花はゆっくり手を伸ばして海斗の髪に触る


海斗は彩花の肩を持って起き上がらせた