鈴は司をジッと見つめて息を吐いた


「私が高校卒業したら…藤川家に入る…かも」


司は微笑んだ


「かも…じゃないだろ?おやじ達に話したのか?神龍会に入るんだから早めに報告した方が良いぞ」

「…司は大丈夫なの?翼の事…」


鈴は前に聞いた司の気持ちの事を気にしていた