美羽は顔が真っ赤だった


「ごめん…でも今の気持ち言っても良い?」


司は抱きしめて耳元で囁く


「言って…」


「今度の週末、美羽の事を知りたい…教えて欲しい…」


「…じゃあ、あの時のメッセージの返事が欲しい」


「えっ…あっ…言ってなかったっけ?」

「聞いていないよ…諦めた方がいいなら…」


美羽の声が震えていた