司は美羽が『友達』と言ってくれたのが嬉しかった


初めての感情で自分自身、戸惑っていた

美羽はゆっくり進もうと考えてあえて友達と言ってくれたのに司は愛しいとさえ思い始めた


「ありがとう」


「うん」


小さな声でお互いが分かり合えた瞬間だった