「なっ…なんで俺なんだよ!」


司を睨んで叫んでもパソコンから目を離さず


「お前は名前だけ副会長。三年になればやることないし、あれば俺がやる」


一回決めたら曲げない性格を知っているから翼は渋々OKした

ふと横を見るとジッとどこかを見つめている彩花


「彩花?」


「…あのドアなに?」


奥に一つの扉を指差した