鈴は部屋の壁にもたれかかって携帯を見ていた


ふと人の気配


「ん?どうしたの?」


彩花が目の前で見つめている


「鈴、話し聞いてもらっても良い?」


「うん、いいよ彩花」


この時には友達のように仲が良く、鈴の方が先輩に見えるほど彩花は頼っていた

「あのさ…今まで話しづらくて」


その言葉で鈴は何の話しかわかった