ヘンタイもとい、英 涼雅――



アンタとの婚約なんて、私はOKしてないの…!



だいたい、知り合ったばかりのオトコなんかとすると思う!?




それも、名だたる“英コーポレーション”の社長だなんて。



宮殿に住んでるなんて、思いきり別世界の人間じゃない・・・



こんな平々凡々の私を捕えて、どういうつもり?



おかしいでしょう・・・!?




なのに私も、ヘンタイと出会ってしまってから。



どうしてか、自分の中の“何かが”変わってる…――




でも、これは言えない。



絶対に言ってあげないんだから…!