恋だったよね



「それで、そいつがさ…」




「私、もう嫌だ」




マヤはユウキの話を遮り、立ち止まった。
ユウキも立ち止まり、マヤを見た。




「ミナね、本当は私のこと友達だと思ってなかったみたい…。私ミナの気持ちに気付かなくてひどいこと…」




マヤは泣きそうになったが、唇をぎゅっと噛み堪えた。




「…ミナから聞いた。あいつ、後悔してたよ。マヤのこと本当は好きなのにって」




「え…」




本当にミナはそう言ったのだろうか。




「帰ったら仲直りしなよ」




ユウキはそう言うとまた歩き始めた。
マヤはうん、と頷きユウキの隣に並ぶ。