恋だったよね



「マヤ…」




遠くの方にマヤの姿が見えた。
ユウキはもう一度大きな声でマヤの名前を呼んだ。




「マヤ!」




大きな声を出したつもりだが、波の音に遮られほとんど聞こえない。




「マヤ!」




それでもユウキはもう一度叫んだ。




マヤはゆっくりと振り返った。
ユウキはゆっくりマヤに近づいていく。