「…好きだよ」 マヤは歩くのをやめて言った。 ハルトはマヤよりも何歩か先を歩いたが立ち止まった。 「ハルトのことが好きだよ」 勇気を振り絞って言った、マヤの告白。 心臓の音がやけに大きく聞こえる。 さっきまで冷たかった風も、今は気にならないくらい身体中が熱い。 マヤはハルトの言葉を待った。 ぴくりとも動かないハルトの背中を見つめながら…。