ミナとユウキは並んで歩いていた。 「マヤちゃんって友達想いだよね」 「あぁ…」 ユウキはミナと会話していてもずっと上の空。 そんなユウキの様子にミナは気付いていた。 「ねぇユウキ君…」 「…ん?」 我慢の限界だった。 「誰と喋ってるの?私の方を向いてよ…」 ミナは思わず走って逃げてしまった。 「…いきなり何だよ。変な奴」 こんな風に感情的になったミナを見るのは初めてだ。 ミナ自身も自分がこんなに感情的になってしまうとは思ってもみなかった。