あたしの学校生活は

もう最悪

ほんとに



逃げたいよ








今日もこの無神経

男が喋りかけてくる




「なぁ.ひかり?今日
デートしようぜ」


「やだよ」




(なにあのこ毎日晟吾様に

くっついて)


ひそひそ話してる女達




「なにが嫌なわけ?」


「そのナルシストなところ」






「かっこいいのわ事実」


「だいたいあんた

あたしがこの女たちに

どんな嫌がらせされてんのか

わかって話しかけてんの?

だったら最低だよ...」


「あっ?」



わたしはそう言って

教室を飛び出した