「香保…?」 渉君があたしの手をギュッと握り返して 「俺はそういうの気にしないよ?むしろ初めての方が嬉しい。」 また優しく微笑む。 「本当?じゃあ…あたしの体見てガッカリとかしない?」 「するわけないじゃん?ばか香保。」 握られた手が熱くて手から手へ何かが伝わっている様な気がした。 渉君の言葉があたしを安心させてくれる。 さっきまで曇っていた心もいつのまにか晴れ晴れしていて 「良かった…」 心の底からほっとした。