君との期待値


そう言うと、先生は立ち上がり窓辺のマイクに向かった。



まさか……。



ボタンを押すと、ピンポンパンポンっという機械音のあと、先生が話し出した。



「えー。二年の須田拓真須田拓真。至急国語科の琉花先生のとこまできなさい」



初めの機械音が繰り返される。



まじか……。



先生はこちらを向くと、ウインクをした。



「あとは頑張れっ」



おいおい。



しばらくすると拓真が来て、何故か2人で買い出しに行かされた。



先生はチャンスをくれたらしい。



まあ確かにやっと聞けるって感じ。



でも先生が脅すから、聞こうっていう勢いが無くなっちゃったよ。



口に出しずらい……。