「キャアッ!!」



あたしは短い悲鳴を上げた











「ふ、冬ねぇ?どうしたの?何なの?大丈夫?」






怯え切った恭平の




声がする。


一方のあたしはと言うと、








ベランダに居る














ヘンテコな人から









目が放せないでいた。











「だ・・・・・・・誰?」









あたしは外で






必死に何かを



訴えている





人から目が


はなせないでいたのだ。