そんなこんなで
アタシになぜか
彼女になってもらおうと
あの日以来
ずっとくっついて
来るのである。


この緊急事態を
酷くうっとおしいと
感じるのはアタシだけなのか みずきは男仲間が
増えた事を喜んでいる。
当のシークレットはみずきを
毛嫌いしているが……


まあ、そこは
あえて触れずに…


「ところで君達、
今日はどこに
暇を潰しに行くんだい?」


勝手に暇潰しに
すんなよ…バカ男。


「知らない。別に決まってないよ」


「へえ〜」
つまらそうな応答をする
シークレット。