シークレットラブ

*壱也視点*



「やっべぇ…危なかった…」




流依との電話を済ませ、ケータイを閉じてため息をつく。




ノックの音が聞こえて「はい」と返事をする。




「やっほー壱也
何がやばいって?」




「お前…盗み聞きかよ 趣味悪ぃな」




いつものようなテンションで入ってきたのは鷹啓だった。




「で、何がやばいの?」




「あぁ、幸恵さんの事だ
なんで知ってんのって言われた
なんとか切り抜けたけど」



「あー流依ちゃんの…そろそろ教えてあげてもいいんじゃない?」




「別に…」




「まったく、恥ずかしがりやだねぇ〜」




クスッと笑う鷹啓に殴りそうになったけど、なんとかおさえた。




まぁ、あいつも流依を見つけるのに力貸してくれたから、借りがある。