ビルの中に入ると、中にいる人達が制服を着ている私を不思議そうに見てくる。 しかも、秋山コンポレーションの跡取りと手を繋いで歩いていたので、目立つのも無理はなかった。 急いで手を離そうとしたけど、すぐに壱也にグッと強く手を握られて離せない。 「……壱也…」 「余計な心配すんなよ 大丈夫だから、ついてきて」 エレベーターに乗り込み、最上階につく。 「親父、連れてきた」 ノックをしてすぐに大きな扉が勢いよく開く。 ……緊張するっ……… 「流依ちゃーん!!!!!」 「ほへっ!!!!????」