「まぁ、いいか…
流依、さっさと車乗って
今から行くとこがある」
「えぇ!?きゃっ、ちょっと待って下さい!」
そう言っている間に腕を引っ張られ、車に押し込められた。
「これから親父に会いに行くから」
「壱也さんのお父さんに!?」
「ん。流依が見つかったって言ったら、もう大喜びだ。会いたいってうっせーんだよ。
昔会ったことあるから大丈夫だろ?」
「大丈夫なわけないじゃないですかっ!!
もう、突然すぎですよ!!」
私が怒っていると、壱也さんは、なぜか眉間にシワをよせた。
「お前さ、敬語そろそろやめろよな」
………?…???
そんな、いきなり言われてもなぁ…

