シークレットラブ

*壱也視点*



流依を高校に送り、いつものように会社へ行く。




今さらだが、俺の親父は秋山コンポレーションの社長をしている。




主に、化粧品の開発などをして、海外進出なども果たしている。現在、日本のトップ3に入るほどの大企業だ。




「社長、失礼します。」




一応、勤務中なので、親子関係は会社ではない。




ただし、今日だけは違った。




「壱也〜!!流依ちゃん、見つかったんだって?
よかったなぁ…今日会わせてくれ!!」




「今勤務中なんですが?」



「いや〜いいじゃないか!こんな時くらい!!早く会いたいなぁ…流依ちゃん…キレイになったんだろうなぁ…」




ダメだ…流依にハマってる…