シークレットラブ




「フィ…フィアンセ!?」




「そ。坂崎流依。お前は俺のフィアンセだ。
小さい頃、会社に来てただろ?」




小さい頃…会社…




この人…夢で……




「壱…お兄ちゃん…?」




「せーかい。」




満足そうな顔で、男の人…壱お兄ちゃんは笑った。




「おい、その呼び方、やめろよ?俺は兄じゃない。お前の未来の夫。」




「あっ、じゃあ…秋山さん。」