ウィリアム・シェイクスピア作
『ロミオとジュリエット』

誰でも知っている悲劇の物語。
何?知らない?
そんな人は図書館に行って来なさい。

何?めんどくさい?
しょうがない、
今から簡単に説明するから
よく聞いとけよ。

モンタギュー家の一人息子、ロミオ
キャピュレット家の一人娘、ジュリエット
ロミオはジュリエットを愛してた。
ジュリエットはロミオを愛してた。
二人は相思相愛だ。
しかし、
モンタギュー家とキャピュレット家が
ケンカしていたから困ったもんだ。
二人の恋は恵まれない恋なのだ。


こんな感じの話でしたよね?
国語の小河先生。
・・・・・・
俺も後で図書館に行ってくる。

二人の恋は恵まれないんだよ!
これだけは間違ってないはずだ!

ロミオとジュリエットの恋と同じくらい、
俺の恋も恵まれてない自信があるぜ!!

『ロミオとジュリエット』
を読んだことがなくても知っている。
劇中の有名なセリフ。
「ああ、ロミオ、ロミオ、あなたはどうしてロミオなの?」

そのセリフが俺の頭の中で
グルグル回っている。